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家具を見ると、会社の考え方が見えてくる

最近のオフィスって、なんだかカフェみたい、なんて思ったことはありませんか?

以前は整然と並んだデスク、会議室を区切るパーテーション、そして決まった席で仕事をするのが当たり前でした。しかし近年は、ソファで打ち合わせをしたり、立ったまま会話ができるスペースがあったり、まるでホテルのラウンジのような空間を見かけることも珍しくありません。

その変化の背景には、働き方そのものの変化があります。テレワークやABW(Activity Based Working)の普及により、「どこで働くか」「誰と働くか」を柔軟に選ぶ時代になりました。オフィスは単なる作業場所ではなく、人と人がつながり、新しいアイデアが生まれる場としての役割を求められています。

そんな変化を支えているのが、進化を続けるオフィス家具です。

最近のオフィス家具は、ただ座るための椅子や単に作業するための机ではありません。自然と会話が生まれる空間をつくったり、集中とコミュニケーションを切り替えやすくしたりと、「人がどう働くか」まで考えて設計されています。

今回は、国内オフィス家具業界を代表するオカムラ、プラス、コクヨの3社が展開する最新家具を見ながら、それぞれが描くこれからのオフィスの姿をご紹介します。(敬称略)

株式会社オカムラ

最近のオカムラは

  • “人が集まりたくなる空間”を作る
  • 境界をゆるく作る
  • オフィスを家具で建築する

といった傾向があるように感じます。


今回ご紹介するのは

「YAA(ヤア)」

出典:株式会社オカムラ https://www.okamura.co.jp/office/special_site/product/yaa/

という“会話が自然に生まれる” を目指した家具シリーズです。

会話のきっかけとなる「やあ」という声かけが名前の由来だそうです。親しみやすく、思わず話しかけたくなるようなコンセプトですね。

特徴は、

  • 曲線パネル
  • 高低差のあるレイアウト
  • ソファとテーブルの一体化

で、「完全に区切らない」ことが大きなポイントです。

これまでのオフィス家具は、「集中する場所」か「会議をする場所」のどちらかに分かれていることが一般的でした。


一方でYAAは

なんとなく人が留まる
なんとなく話しかけやすい

そんな空間づくりを目指しています。

近年注目されているABW(Activity Based Working:働く場所を選ぶ働き方)にもマッチした、新しい発想の家具といえるでしょう。

プラス株式会社

  • 居心地のよさを追求
  • ゆるやかな境界
  • 小規模チームでのコミュニケーション
  • カフェのような心地よさ

を大切にしている印象を受けます。

そんなプラスの最新家具が

Work Piloti(ワークピロティ)

出典:株式会社プラス  https://kagu.plus.co.jp/product/workpiloti/



です。

“壁ではないけれど空間を分ける家具。

特徴は

  • フレームだけで空間を作る
  • カーテンやウッドルーバーを追加できる
  • 半個室として利用できる
  • ベンチを組み込める

といった点です。

従来のパーテーションは、「ここから先は別の空間です」と強く区切るものがほとんどでした。

しかしWork Pilotiは、空間を完全に分断するのではなく、

「なんとなくエリアを分ける」

という発想で設計されています。

固定席を減らし、オープンなオフィスが増える一方で、「少し落ち着ける場所が欲しい」という声も少なくありません。

Work Pilotiは、そんな現代のオフィスにおいて、“閉じすぎない安心感”を生み出してくれる家具といえそうです。

コクヨ株式会社

コクヨは少し視点が異なります。

家具そのものよりも、

「人がどう行動するのか」

に着目しているように感じます。


そんなコクヨの最新家具が

「hangout(ハングアウト)」

出典:コクヨ株式会社  https://www.kokuyo.com/furniture/category/chair-sofa/sofa-loungechair/hangout/



です。

公園の遊具のようなかわいい見た目が印象的です。

コンセプトが、

「ちゃんと座らなくていい」

というもの。

特徴は

  • 手すりのようなフレーム
  • 気軽に寄りかかれる構造
  • 立ったまま会話ができる
  • どこからでも会話に参加できる

という斬新さ。

昔の会議室は「着席して打ち合わせ」が前提でしたが、

hangoutは「ふらっと雑談する」という行動そのものを家具で実現しています。

そんなhangoutの開発秘話はこちら。単なるデザインではなく、多様な人が利用しやすいよう配慮された想いが込められていることが分かります。

オフィス家具は“働き方をデザインするツール”へ

今回ご紹介したオカムラ、プラス、コクヨの最新家具には、それぞれ異なる個性がありました。オカムラは「空間づくり」、プラスは「居心地」、コクヨは「人の行動」に着目しています。

しかし共通しているのは、どのメーカーも単に机や椅子を作っているわけではないということです。

最近のオフィス家具は、働く人同士のコミュニケーションや集中、居心地の良さまで考えながら設計されています。家具を見ると、その会社が「どのような働き方を大切にしているのか」が見えてくるのかもしれません。

これからオフィスづくりを検討される方は、デザインや機能だけでなく、その家具が生み出す空間やコミュニケーションにも注目してみてはいかがでしょうか。気になる家具が見つかったらぜひ弊社にお見積りをご依頼ください!

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